帰国準備で忙しい(?)週末。
ここだけは行かねばならない!
サンボー・プレイ・クック。
コンポントムに行ってきました。
サンボー・プレイ・クックはコンポントムから30分くらいのところにある古代遺跡です。
コンポントムは、以前シュムリアップに行く道中に立ち寄ったところ。
ちょうどプノンペンとシュムリアップの中間あたりになるでしょうか。
あの時は、なっちゃんも一緒でした。
コンポントムの川辺のレストランで午後2時10分。シュムリアップ行きのバスに乗車。
3時間後にはコンポントムに着く予定でした。
ところが---。
このバス、はじめからエアコンの調子もよくなかったし(いやに暑かった)、
スピードも出ない。
スピードの出し過ぎもこわいけど、こうノロくては、って感じ。
1時間も経った頃です。
とうとう、止まってしまいました。
こんなところで止まってしまってどうするの?
周りには何もありません。

どこが故障? なおるの? いつまで待てばいいの?
どこがどうで、どうなるのか、何のインフォメーションもなし。
この調子じゃ、代わりのバスが来る予定なんてないだろうし---。
みんなが観念しはじめたその時、
こんなの待ってられなあ〜い、
とばかりに外国人の若い女性が通り過ぎていくバスを停めはじめました。
と、1台停まってくれたのです。
交渉の結果、乗せてくれることになったようで、
リュックを故障したバスから降ろしはじめました。
何人かOKということで、
これを逃せばあとはない。乗ってしまえば、あとはどうとでもなるわ。
と、わたしたちもまずはバスに乗り込ませてもらった。
席は通路に並べてくれた小さな椅子。
ありがとう!おかげです。バス代は? ちゃんと請求されましたよ(当たり前か)。
でも、金額は運転手さんの胸三寸だったから、
これは運転手さんのポケットマネーになるのでしょう、きっと。
まあとんだハプニングでしたけど、
ともかくも夕闇の迫る頃にはコンポントムに無事到着。
コンポントムはこじんまりした町。
チラホラと欧米人の観光客らしき姿も。
サンボー・プレイ・クックは、
えっ、それどこにあるの?
って言う人も多いのですが、
知る人ぞ知る。
足を運べばきっと好きになる、
といった遺跡のようです。
サンボー・プレイ・クックは、世界遺産への登録めざして申請中。
さあ明日はいよいよサンボーへ。
サンボーは、どんな顔をみせてくれるのでしょうか。楽しみです。