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遺されたフィルム
映画を観てきました。

作品は、「遺されたフィルム」(THE LAST REEL)
カンボジアの女性監督、ソト・クォーリーカーさんのデビュー作で、
昨年の東京国際映画祭で、国際交流基金特別賞を受賞しています。

1970年代のクメール・ルージュによる大量虐殺を軸に
そのおぞましい時代のことに口を閉ざす親世代の苦悩と、
その時代を知らない若者世代の断絶。
両者が、暗くつらい歴史をあえて直視することによって、
過去を乗り越え、共に未来に向かって進んで行こうとする姿を描いた大作で、
とても感動的な作品でした。

DSC00703.jpg 
 映画では、
 クメール・ルージュによる
 芸術・文化の破壊も描かれていて、
 一度徹底的に破壊されたものを、
 再生することの難しさも
 あらためて痛感させられました。


カンボジアで暮していて、いろんなところ、いろんな場面で
「あっ、これもあの時代に壊されてしまったんだろうな---」
「もしも、あの時代がなかったら---」
思いを巡らせることがよくあります。

それまでいくつもの時代に渡って積み重ねられてきた伝統や文化が、
否定され破壊されてしまう。たった4年間に、です。
それをまた掘りおこし再生、修復していくことは容易なことではないでしょう。
なにしろ、多くの人々が、知識があるから、文化人だから、
とたったそれだけの理由で殺されていった時代。
物も人もなくなってしまっているのですからー。

話を少し変えて。

映画では、プノンペンの裏町的なところや、
シュムリアップの大好きな遺跡「ベンメリア」などが舞台になっていて、
「あっ、あそこあそこ」と、重たい内容の中にも、
映像自体に楽しめるものがあったし、
パンフレットにある監督や俳優さんのあいさつも。
  わたし、ちゃんと握手してきましたよ。
  かなりミーハー的?
  いや確信的なミーハーです。周りの人はさっさっと帰っていましたもの。

映画祭での授賞の様子が映し出された時には、
会場からはフィルムにも関わらず、
大きな拍手がわき起こり、あったかい雰囲気に。
わたし、これにも少し感激、でした。

最後に。
クメールルージュ時代、
反革命分子とみなされた人々が捕えられ、拷問を加えられたトゥールスレン収容所。
今まで、とても行けない、行けそうにもないと思っていましたが、
行ってみようか、という気に少しだけなってきました。



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【2015/05/27 16:03】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
狂った時計? トッケイ
「マンディ、マンディ」
階下から響く大きな音に、いやでも目が覚めた。

もうすぐ夜があける。
ちょうど、この日は月曜日、ということもあって、
わたしはこの音をこう早合点してしまった。

カンボジアには曜日まで知らせてくれる
気が利いた目覚まし時計があるもんだ、と。
それにしても、起きるには早すぎる---。
きっと、合わせる時間を間違えたんだ。

が、次の日も次の日も、同じ頃になると---、
やっぱり「マンディ、マンディ」と鳴り響く。
時計は狂ってしまったのか。

そんな日(夜)が続いて---。
ある時、ハタと気づいた(気づくのが遅い!)。
ひょっとしてあれって、カンボジア名物のトッケイの鳴き声だったのかも
「マンディ、マンディ」は「トッケイ、トッケイ」?

トッケイとは体長が30cmにもなるまだら模様のオオヤモリ
森林や民家の近くに生息しているとある。夜行性だ。
地域によっては、
鳴き声を7回連続で聞くと、幸せが訪れるという言い伝えがあるとも。
                      (ウィキペディアより)
   P2090142.jpg
     出あえるほうが難しいともいわれているトッケイ(多分)。
       可愛いトカゲ見つけた、とパチリしてました。
        知らないうちに遭遇してたんですね。
        ちょっとお疲れ気味みたいですけど。
         それにしてもこの姿、愛らしい。
                     ーアンコールトムでー

そういえば、1ヶ月も前になるが、
夕方、隣家の庭先から突然あたりの空気を引き裂くような鳴き声を聞き、
近くにいたトゥクトゥクのおじさんに「なにっ?」って聞いたら、
トッケイだ、って言っていたなあ。あの時の声と似ている。
思い出した---。

わたしが聞いた鳴き声の連続は5回が最高。7回連続は難しそうだ。

               「トッケイ」はお土産物にもよく登場。


【2015/05/11 11:34】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
楽器はじめました!
何かこちらの楽器を習ってみたいな、とずーっと思っていましたが、
やっとその機会を得ました。

胡弓のようなのや、琴のようなもの、それぞれに味があって興味をそそられます。

P1210956_convert_20150121163635.jpg   


 どの楽器にしようか迷ってしまいましたが、
 以前フルートを趣味程度に習っていたので、
 帰国時に持って帰ることも考えて、
 縦笛を習う
ことにしました。
 「クロイ」といいます

先週からはじめて2回目の今日、
注文していたマイクロイがきました。

「OM TOUK」を練習しています。ボート祭りの曲です。

 P1210954_convert_20150121163819.jpg   P1210957_convert_20150121163929.jpg
    洋琴「クム」           胡弓のような「トロー」
    

【2015/01/21 17:08】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
はじまりました! カンボジアでの生活
4月26日土曜日
気がつけば、ゴールデンウィークの初日でした。
朝8時、関空のベトナム航空のカウンターは長蛇の列。正直焦りました。
並んでいると、
旅行会社からワンちゃん連れと知らせてもらっていたので、呼ばれてカウンターへ。
なっちゃんのチケット代(?)を支払って、手続きが完了。
気持ちは残りますが、ここでなっちゃんとはお別れ…。

10:30に関空を発って、ホーチミンで乗り換えて、
現地時間の午後5時(日本より2時間遅れ)、プノンペン空港に到着しました。

なっちゃんは?
驚いたことには、わたしのスーツケースよりも早くに、
ターンテーブルに乗って、
なっちゃんが運ばれてきたのです。
なんの審査もナシ!

少し疲れた様子でしたが、無事でいてくれたことにまずは安心。
この暑さの中、よくぞガマンしてくれたものと、なっちゃんに感謝です。

迎えに来てくれていた夫と夕刻の交通ラッシュの中をマンションへ。

空から見たカンボジアは、レンガ色の三角の屋根が印象的で
こじんまりとした感じを受けましたが、
降り立ったプノンペンの街は人、人、人。
人の多さにビックリ! そして、縦横無尽に走るバイクと車の多さにも。

バイクの3人乗りはザラ
隣に並んだ車には、大人と子ども10人がひしめき合って乗っていました。
けど、何か楽しそうで、ニッコリすると、照れたような笑顔がかえってました。
中央分離帯のない4車線の道路では、平気で反対車線に入ってきて、
追い抜こうとしたり。日常のようです。
交通事故、気をつけなくてはいけないことの、いちばんですね!

あしたからはいよいよカンボジアでの生活の本格的なスタート。
新しい生活に乾杯して、長〜いなが〜い一日が終わりました。

こんなに、不安と緊張となんやかやの入り混じったま旅ははじめて。
疲れましたあ。
なっちゃんもおつかれさま!

はじめての国カンボジア、はじめて見たプノンペン。
空港から

2014042810414898d.jpg






【2014/04/29 10:37】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ひと足さきにカンボジアへ
昨日未明、JICAのシニア海外ボランティアとして、夫がカンボジアへ出発しました。
わたしとワンちゃんは、1ヶ月遅れての出発です。
ホテルから
宿泊しているゴルディアナホテルから
【2014/03/26 17:56】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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