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1月7日は、ポル・ポトの虐殺政権からの解放記念日でお休みでした。
テレビでは、ポル・ポト政権下での悲惨な強制労働の様子や、 クメール・ルージュの撤退後、 解放された人々が列をなして歩く姿が何回となく流されていました。 200万人にもせまるといわれる(それ以上かもしれませんが)人々が、 ただ、知識人だからにはじまって、 何の理由もなく(としかいいようがない)虐殺されていった時代。 1975年から79年まで。たった4年間にです。 理由もなく奪われていった命。伝統文化や教育も奪われました。 いま、特別法定では、 クメール・ルージュの最高幹部たちの責任を追求する裁判が進行中です。 わずか40年にも満たないその前に、起きたこと。 こちらに来てから多くの本を読みましたが、 読めば読むほど、知れば知るほど、 多くの何故、疑問が広がっていきます。 実は、すぐ近くにトゥールスレン博物館(強制収容所)や、 キリングフィールドもあるというのに、まだ行けずにいます。 ここで生活をしていると、 失われたものの大きさとともに、 再び取り戻すことの難しさを感じずにはおられません。 |
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