ココナッツジュース
ココナッツジュースを初めて飲んだのはシンガポール。
もう何十年も前のことだ。
「なに?この味は---」
生温かったそれは、のどが乾いていたにも関わらず、
青臭い味のみが強くて、一口飲んだだけに終わってしまった。
以来、口にしたことはない。
(若いココナッツの中に溜まっている透明な液体=ココナッツジュース)

ここカンボジアでは避けて通れないのがこのココナッツジュースだ。

P2250009_convert_20150227121654.jpg リヤカーにまだ緑色した未熟のココナッツを
 満載したココナッツ売りを、
 見かけない日はないし、
 路上にココナッツを山積みの店が並ぶ通り、
 2・3ヶのココナッツのみを置いた店も。
 とにかく、
 ココナッツがいつも隣にある
感じなのだ。


         ー売り切れ間近ー

こんな日々を過ごしていると、
「よし、もう一度ためしてみようか」、という気持ちになって当然と言えば当然か。

「なんや、イケルやん!」というのが、再び口にした感想。
し好が変わったのか---

クメール語でココナッツはドーン。水がタックだから、
ココナッツジュースは「タック・ドーン」

P2190009_convert_20150225150458.jpg「冷たいのをね」と注文すると、アイスボックスから、
皮を剥いだココナッツを取り出して、
上部に横に切り目を入れ、
ストローをさして渡してくれる。
値段は2,500リエルから3,000リエル。
                (70〜80円くらい)

昼下がり。
今日も「ドーン、ドーン」というかけ声と一緒にココナッツ売りがやってきた。
今やわたし、すっかり国民的飲料ココナッツジュースの愛飲者です。

        P2060015_convert_20150225150825.jpg
     蓮の花と線香で、きれいにデコレーションされたココナッツ。
      こちらはお寺へのお参り用?




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【2015/02/27 13:18】 | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
根性で渡ってます!
向かってくるバイクや車の勢いには、
やっぱりいまだに足がすくんでしまう。
足を出しかけては引っ込める。そんなわたしを見かねてか、
「さあ、さあ」と渡してもらったことも何回か。

以前にも書いたと思うが、
信号はあっても守らない車やバイクが何しろ多い。
「えっ、ひょっとしてわたし、赤信号で渡ってる?」
なんて思ってしまう時さえあったりする。
逆走だって、この方が近い・早い、と思えば簡単にやってのけるんだから。

さて、信号のない交差点での話
それは何てったって、早いもん勝ちの世界である。
結果、絡みあい状態の立ち往生。
お互いすくんでしまったかのように動かない、というより動けない。
けれど、それでも前に進むよ、って感じで進んで行くので、
その波に乗り渡ってしまうの1つの手かもしれない。

P2170007_convert_20150224214054.jpg    P2170006_convert_20150224215441.jpg

歩道を歩くのにもそこそこの根性がいる。
渋滞していると見るや、身軽なバイクは歩道にも遠慮なく乗り入れてくるし、
慢性的に駐車場化した歩道では、店先に陣取るセキュリティの鼻先を、
「真ん前をすみませんね」というような感じで通らなければならない。
まあみんな、「いいよいいよ」って感じで応えてはくれるけど。

こんな具合なので、
出合い頭や近づきすぎての接触はよくある話で、3・4回遭遇した。
さあ、どうなる?
日本だったら結構大変なことになってしまいそうだが---
けどそんな場合も、当事者たちは「まあ仕方ないか」って感じで怒らない。
これが不思議なのだが、チラッ、と一瞥したらば、
何事もなかったかのようにそのまんま走り去っていく。
「えっ、どうして?」と思ってしまうが、
以下はわたしの推察。
明日はわが身。案外みんな、こう思いながら運転しているのではないだろうか。

こんなところにもお国柄があらわれている?



【2015/02/24 22:08】 | 街あるき | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
引っ越しはトゥクトゥクで
9ヶ月の間に、
アパートメントの周辺は劇的(?)に変わった。

いちばん増えたのが車とバイクの量で、
なっちゃんの朝晩の散歩がしずらくなってきた。
それに、任期の後半はまた違ったところで暮したい、という思いも---。

P2030004_convert_20150216104556.jpg 結構歩き回って見つけたのが、
 庭にシンボルツリーの
 マンゴーのおおきな木があるこの家
 階下には大家さん一家が住んでいて、
 ふつうの家っぽいところが気に入り、
 2月の始めに引っ越してきました。
 
 ーベランダからー

サービスアパートメントのように、
ジムやプール、お掃除のサービスはないけど、
カンボジア人の日々の暮しが身近にあって、
いかにも、暮してる!って感じ。

周りは緑にあふれていて、
朝は、バイクや車のかわりに小鳥たちの声。
ちなみに、プノンペンには緑が少ない=気になってます。

家同士、向う三軒両隣みたいなおつきあいもあるようで、
どの家も朝は庭掃除からはじまる。

なっちゃんも慣れてくれたようです。


【2015/02/16 11:58】 | 暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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