食べ物の話を。
店番をしながら、
おしゃべりをしながら、
ちょっとひと息ついている時など、
町中の人たちが---、と思うくらいみんなが、
この植物の束を片手に、
せっせと、手と口を動かしています。
どう見てもわたしには、ジュズダマにしか見えなかったんですが、
あとで調べてみるたら、どうやらこれ、「はと麦」らしかった。少し分けてもらって食べてみました。
実は結構甘くて、ゼリーのような食感もあって、くせになりそうな。
なにより、手持ち無沙汰解消にはいいかも。
ついつい手が出てしまう、ってヤツですかね。
正真正銘の自然食品、健康にもいいに違いありません。
これ、ルアンパバーンの、もしかしたらラオスの国民的おつまみNo.1かも。
いちばんはまったのが
ソーセージ。

ハーブや香辛料をたっぷり練り込んだソーセージの種類はいろいろ。
ぷりぷりとした歯ごたえがあって、
噛むとジュワッと肉汁が口の中に広がってー。
うーん、もうたまりませんでした。ビールがすすむというもの。
ほとんどの料理にも出てくるので、毎食食べてました。
屋台や市場で買うと、炭火であたためてくれます。
クァンシーの滝から帰ってきた日の、
お昼ご飯がこれっ。
酸味が効いた野菜炒めとソーセージ2種。
もちろんラオビールも。

これにもはまったぁ!
鶏肉のレモングラス包み。
鶏肉のミンチにハーブや香辛料を練り込み、
先を裂いたレモングラスで包み、
油であげます。
レモングラスの香りが
ふぁっーと鶏肉を包み込んでいて、
これまたクセになる味でした。

ご飯を注文すると、
もち米?普通のん?と聞かれます。
主食がもち米なんです。
もち米はこんなふうに、
竹で編んだかわいいおひつに入って
出てきます。
素敵ですね。
ラオス料理の盛り合わせ。
ルアンパバーン名物の川海苔。チキンのレモングラス包み。
春巻き。豆腐のスープ。ソーセージ。香草いっぱいのスープなど。
もう一度、訪れたいルアンパバーン。全部ひっくるめていいまちでした!