夫の配属先であるNPIC(
カンボジア国立技能専門学校)の校長先生の娘さんの結婚式。
先週の土曜日から始まって、火曜日の夜まで。
おめでたい行事が続きました。
わたしが出席したのは式当日だけですが、
夫はその前夜のセレモニーからおよばれ。
昔から伝わるという
婚礼用の祭壇。今では目にすることのほうが珍しいとか。
奉られているのは、30数種類にも及ぶ果物や野菜。
さて当日、式は朝6時30分にスタートしました。
果物やお菓子ののったお盆を手にした参列者(
500人くらいはいたでしょうか)が
行列を組んで花嫁宅へ。
捧げものはすべて花嫁・花婿さん側で用意するのでこれだけでもすごい支出!
なんてことをわたしはついつい思ってしまうのですが。 
古典音楽の演奏とともに、捧げものを花嫁・花婿に。

朝ごはんをいただいたあとは、
夕方からのパーティまで少しお休み。
夕方からは校長先生宅から式場へと、場所をかえての披露宴。
招待客は有に1,500人を超えているとか。
お宅もそうでしたが、会場のディスプレーの豪華さ!眼を見張るものがありました。

披露宴といっても、新郎新婦が顔を見せるのは挨拶のための十数分だけ。
お色直しも祝辞もありません。
ひたすら
お料理をいただいて、踊って、盛り上がるのがカンボジア流!
どんな披露宴でも眼を引くのが、女性陣のドレスアップ姿。
昼間とは見間違うようなお化粧とドレスに眼を奪われます。
街を歩いていても、プサー(
市場)でも、
ドレス生地を売る店や洋裁店の多いこと。これでうなずけるというものです。
夫は、その二日後のお疲れさま会にもおよばれして、
関連行事は終わったようですが、
わたしは、その使われていたお花の種類や量の半端でない多さに、
どこからのお取り寄せ? なんてことが気になったりして---。
何はともあれ、今年は超セレブな結婚式でおしまいとなりました。
どうぞみなさま、よいお年をお迎えくださいませ。
来る年が良い年となりますよう。