はまってます、ダック・スープ
久しぶりに(でもないか)に、食べ物の話を。

地図では、確かこのあたりだったけどなあ---。

お目当てのレストランは見つけられなかったけど、
かわりに、気になる店に行きあった
歩道にまではみ出して置かれたテーブルが、客で埋まっている。

みんなの食べてるのはなに? なにがイチオシ?
わからないけど、きっと評判の店に違いない。

あっ、あそこ。空いた席を見つけた。
とにかく入ってみよう。

多くの客が食べてたのが小ぶりの椀に入ったスープ。
中身は?
骨付き肉のようだが、なんの肉?
注文はどうすればいいの?

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と、隣のテーブルの客が、「ダック・スープだよ」と教えてくれた。

とにかく同じものを、と注文する。
と、なんと。たった今売り切れたばかりだ、と。
 残念だけど、まあそれほどに評判だ、おいしい、ということなんでしょう。

じゃあ、かわりにブタはどう? と言われ、「それを」と注文。

評判のことだけある。スープのおいしいこと。肉もホロホロだ。
病み付きになりそう---。
わたしの大好物、マレーシア料理の「肉骨茶」に似ている。

隣の客いわく、
自分たちは在アメリカのカンボジア人だが、里帰りすると、
必ずこの店に来るんだとか。

よしっ。今度はぜったい「ダック・スープ」を食べてやるぞ!

ということで、ちょくちょく出かけているこの店。
「ダック・スープ」イッピンです。

この店、コーヒーもやっていて、コーヒーお目当ての客も多いみたい。
先日は、自前で焙煎しているところに遭遇。
もちろん、豆はカンボジア産だ。

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                ーおまけー
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        こんなメニューも。ブタのホルモンの炊いたん。
             今度食べようみよーっと。

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     オルセー市場近くで見つけた鍋。魚のあらとホルモンが入っている。
     この店の前を通りかかる時には、すでに売り切れていることが多く、
           最近やっと食べることができた。
            
          おいしい店はみんなよく知っている
         



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【2016/01/25 16:36】 | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
チュピン訪問(Ⅱ)
よく買い物に出かけていたペルリス州の州都カンガー
州都と言っても小さな小さな町。小1時間もあればひとめぐりできました。

が、町は再開発とやらで、5倍にも6倍にもふくれあがり、
なじみの店も多くは移転。
傍を高速道路が走り、新しい道が何本も。
まったく今様浦島太郎でした。

夕方、記憶を便りに
わずかに残っていた昔のカンガーの町並みを歩いてみました。

確かここあたりやったけど---。
シャッターが半分降ろされた店先をおそるおそるのぞいてみると、目が合いました。

うわっー、Wongさん!
やっぱりここ、Wongさんの店だったんだあ。

Wongさんはチャイニーズ系のマレー人。
マレーシアに多いゴールドを扱うお店のオーナーです。
洋裁店を営むWongさんの妹さんを介して親しくなりました。

そんなWongさんが、
ランカゥイ島への入り口、クアラペルリスへと招待してくれました。
海に沈む夕日のきれいなところです。

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やっぱりここも、わたしは浦島太郎。
クアラペルリスは一大観光地になっていました。
何と賑わっていること!
  昔は、
  海に張り出した海鮮レストランが一軒あっただけ。
  ひなびた感じの漁港兼ランカゥイ島への船の発着場だったクアラペルリスが、なんとなんと---。
びっくりすることばかりでした。


DSC02960.jpg カンガーを離れる日。
 チュピンから友人たちが駆けつけてくれました。         
 ファティマが知らせてくれたのです。                 
なかには、当時小学生だったけど、
わたしが書いた日本語のメモを今でも大事にしてるんだ、という男性も。


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   朝食によく食べていたインド風のパン「ロティチャナイ」。
   カレーにつけて食べます。
   タネを鉄板でたたいてのばして、のばしてたたいて。
   見ていてあきないパフォーマンス。
   マレー系食べ物ベスト3のひとつです。



チュピンでは、わたしが日本の代表選手。
わたしを通じて日本を知ってくれたら、関心を持ってくれたら---。
そして、好きになってくれたら、こんなうれしいことはない、
と思って暮していましたが、
ちゃんとそれが生きていたんですね。

     マレーシアにはこんな格言があります。
  
  カラウ アダ ジョド ボレ キタ ジュンパ ラギ
    もし縁があったなら、きっとあえるでしょう。

         またきっと来ますね!



  

【2016/01/22 18:22】 | マレーシア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
チュピン訪問(Ⅰ)
クアラルンプールで開催される
マレーシア青年海外協力隊派遣50周年記念式典に出席するのを機に、
JOCV時代の任地、フェルダ・ツブ・チュピンを夫と共に訪れてきました。

     DSC03003.jpg


フェルダ・ツブ・チュピンは、
マレーシアの北の端ペルリス州のそのまた北の端にある入植地。
タイとボーダーラインを接していて、
マレーシアではめずらしくサトウキビを栽培して生計を立てているところです。

訪れるのは30年ぶり---。

みんな覚えていてくれるかなあ。あの人は?この人は?
幼稚園(わたしの職種は幼稚園教諭)はどうなっているかなあ。
住んでいた家はまだあるかなあ。

いっぱいの「---かなあ」、を抱えての訪問
任期を終えてから、
カウンターパートや何人かとは手紙のやり取りをしていたのですが、
音信が途絶えてから20年は経つでしょうか。

アポなしの訪問。
3日間とっているけど、どうなることやら。不安でもありました。

フェルダ・ツブ・チュピンは、
プロジェクトが、人出不足とコスト高のサトウキビからゴムへと変わりつつあり、
見渡す限りだったサトウキビ畑の雄大な風景が、すっかり変わっていました。

あの景色大好きだったなあ。もう一度見たかったなあ---。

けどありました、住んでた家が!
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          住んでた当時(右)と現在の家

幼稚園は、移転して立派な幼稚園に。
当時の先生が若い先生をリードして頼もしい限り。
まさか、ここであえるとは思っていなかっただけにうれしかったなんのって。

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   当時の幼稚園(上)と現在の幼稚園(下)。
     テラスもあって、子どもたちがおやつを食べていました。
   亡くなった先生もいて、あらためて30年の歳月を思った次第。
 
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そうこうしている間に、村のおばちゃんたちがわたしを見つけてくれて、
今は退職して近くの町に住んでいるカウンターパートに連絡。
カウンターパート(ファティマ)がわたしたちを迎えにきてくれました。

会った瞬間に30年が一挙に飛んでしまった感じ。

  まだまだ、チュピンをウロウロしていたい。
  ちょっぴり心をチュピンに残し、ファティマの家へ。

やっぱりJOCVの2年間はわたしの宝物。
チョピンは第二の故郷です!
  ーそんな思いが、拙著「ジュンパ・ラギ」になりました。ー

  続きはまたあした。




【2016/01/21 16:54】 | マレーシア | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ストリートチルドレンを支援「フレンズ・ザ・レストラン」
暮れも近く、お昼に入ったお蕎麦屋さんで、
ショッキングな話を聞いた。

「ここらあたりでは、ビニール袋にストロー突っ込んで、
シンナー吸っている子どもたちをよく見かけるんですよ」

お店のまわりは小さな飲食店が立ち並ぶいわゆる繁華街。
路地が絡み合うようして奥へと続き、
夜にはきっと怪しげなムードが、という感じが漂っているー。

話は続く。
「子どもたちはシンナー欲しさに、物乞いしたり、物を売ったり、働かせられるんですよ」

ストリートチルドレン
 チルドレンばかりでなく、大人もよく見かけるプノンペンですが---

そんなストリートチルドレンを保護、
教育や職業訓練などの活動支援とおして、
社会復帰を目ざすローカルのNGOが運営する「フレンズ・ザ・レストラン」
  行ってきました。

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表の壁面には子どもたちが描いた絵。かなり人目を惹いています。
室内にも子どもたちの絵が飾ってあって、それがまた味があり素敵!

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レストランでは、
”Teacher”(背中にプリントされている)が接客などサービスの仕方を教えていました。
創作クメール中心の料理は、見た目もおしゃれで味もよし。

わたしは、マレーシア料理のラクサをオーダーしたのですが、
クメール流にアレンジしてあって、
ひと味もふた味も変わったラクサが楽しめました。
さすが、フレンズの名物料理と銘打ってあるだけあるわ。
          ラクサは、スープのベースが魚のすり身味のヌードル

DSC02790.jpg  DSC02791.jpg

青リンゴとミックスベリーのジャムっぽいのに、
クランブルとアイスクリームをのせたデザートもおいしかったし、
次は何を注文しようかな、と期待を持たせてくれます

すっかり気に入ってしまいました。

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     こちらは、夫オーダーの豚肉と野菜のサラダ風の一品。アヒルの卵も




【2016/01/04 13:33】 | 暮らし | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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