ダナン駅からホイアンまでは車で30分。
どんな街並がまっているんだろうか。ワクワク感が増す。
今回、
ホイアンを選んだのには、もうひとつ理由がある。
満月の夜には、家々の明かりが消され、
ランタンの灯りで街が包まれるというのだ。
なんとロマンチック---。
三連休には満月の日も含まれている。
ラッキー! もうこれだけもでここに決めた、って感じでした。
今日はその満月の夜。
夕暮れにはまだ時間がある。
街歩きのスタートはメインストリートのチャンフー通りから。
15世紀から19世紀にかけては、
アジアとヨーロッパの交易の中心として繁栄していたというホイアン。
16〜17世紀頃には、
日本人町もつくられて、多くの日本人が住んでいたとか。
日本人がつくったという立派な
屋根付きの橋「日本橋」が残っている。

今は日本人町はないけど、
華僑の人たちが建てた、中国様式の木造建築物が、
当時のままに残されていて、その街並が世界遺産に登録されている。

チャンフー通りには、そんな家屋が両側にズラリ。
昔の建物そのままをうまく生かしたおしゃれなレストランやカフェ、アートのお店。
それになぜかしら、オーダーメイドの洋服やバック屋さんも数多く並んでいて、
いかにも”観光地”っぽいのですが、
不思議な落ち着き感があって独特の雰囲気が漂っています。
子どもたちが表で遊んでいたり、
店先に満月のお供えがしてあったり、すげ笠の物売りが通っていたり、
家の奥では夕餉の支度中だったりと、人々の暮らしが伺えるのもいいし、
なんか、
昔懐かしい感じ。
さあ、夕暮れも近くなってきた。
ランタンの灯りに備えなくなくっちゃあ。
早めの夕食は、ローカルの人気食堂
「バーレー・ウエル」で。

ここの名物は、
ネム・ヌォンというブタのひき肉に衣を付けて揚げたものと、
ティット・ヌォンという豚肉を香ばしく焼いたものを、
ライスペーパーで、生野菜と一緒にくるくる巻いて食べるというもの。
テーブルにつくと、何も言わなくてもこのセットが出てきます。
ほんとにおいしかったあ!おなかをいっぱいにしたところで、街をそぞろ歩き。
軒先という軒先のランタンに灯された灯り。幻想的な風景が広がります。
広場では富くじをあてるような催しがあったり、
川縁では、大道芸のようなことをやっていたりで、
あちこちから、地元の人も大勢集まってきているみたい。
聞くところによると、
旧正月のあとの最初の満月は、ことのほかにぎやかなんだとか。
まあ、満月祭りですね。


日本橋もほれこの通り。
夜店をのぞいたあとは、
川縁のレストランでのんびりと、
行き交う人々や川面に揺れる灯りを眺めて。
ゆったりと過ごした満月の夜でした。
まん丸のお月さま、きれいだったなあ。ホイアンについてはもう少し続きが。
拍手していただいたみなさまへ。
今日はじめて、ブログ拍手の欄からメールが届いたり
返信できることを知りました。
今まで、お返事できていなくてごめんなさい。
明石のドボンへ。
メール送りましたがエラーでかえってきました。
コメント欄へメールください。
小林さん。
そうです、わたしですよ。