まずは食べ物の話から。
食べてきました!ホイアンの
三大名物。


左上
「カオ・ラウ」 日本のうどんがルーツとも。
せんべいを砕いて上にのせ、
かき混ぜて。
右上
「揚げワンタン」 揚げたワンタンの皮の上に、
海老や肉、野菜をトッピング。
具は店によって違うようだ。
あとひとつは
「ホワイト・ローズ」。
米粉の皮に海老のすり身を包んで蒸したもの。
ツルっとした食感でいくらでもいける、って感じです。
今日は、ちょっと足をのばして、
その昔、チャンパ王国の聖地だったという
ミーソン遺跡へ。
ホイアンからは、車で1時間ちょっと。田舎道を行きます。
ここ、妙に落ち着く場所でした。
レンガで造られた遺跡群が点在してるのですが、
自然崩壊に加えて、ベトナム戦争時にアメリカ軍の空爆を受けたとかで、
かなりの崩壊ぶり。
緑の苔や草に覆われた遺跡たち。
アンコールワットより古い時代のものもあります。


今回の旅では、フエでも多くのこんな遺跡に出あったのですが、
こういった崩れ去ってゆくものに不思議と惹かれてしまいます。
夕暮れまで佇んでいたかったなあ。
そんな思いを残して再び
ホイアンの街へ。
夕方、川縁を散歩してたら、
絶好の場所にテーブルと椅子が。
その時にはわからなかったのですが、 わたしたちをよんでくれた人が自分たち用に用意していたものだったとか。関係なさそうだったけど、傍にいた人に一応断りを入れて拝借することに。
夕涼みには眺めよし。最高の場所だった。近くのレストランで揚げワンタンを注文。
おつまみにして、のんびりボーッと暮れゆく時を楽しんでいたら、
小さな手こぎボートから、おいでおいでとの手招きが。
これもあとでわかったこと。 用意していたテーブルをわたしたちに占領され、 代わりのテーブルをボートに運び、団らん中の人たちでした。義兄のもつボートで遊覧はいかが?とのお誘いだった。
せっかくだから、乗ってみるか。
舟からみる光景もまたいいもの。 
お義兄さんのボートから降りようとしたら、
またまた小さなボートからお誘いが。
まあまあ一緒に、と誘われて、
ビールをごちそうになってしまいました。
結構飲みましたねえ。
誘ってくれた彼の名前はコッさん。
ホテルの仕事が終わったあとは、
こうやって家族でのんびり過ごすのが楽しみだとか。
いいなあ、そういいうの。ホイアンはいいところ、大好きな街。
ということが、誠実そうなコッさんからはドーンと伝わってくる。
ボートにはすっかり長居してしまいました。
テーブルが取り持つ縁?ひょんなことからいい人に出会えたホイアンの夜でした。
もうちょっと続きがあります。読んでくださいね。