昨日の日曜日、
夫が昨年、講義を受け持った卒業生が2人、
私たちが帰国すると聞いたので、とお別れを言いにきてくれました。
多くはない給料から買ったお土産までもって。
その
気持ちに感激です。

一緒のランチはお寿司や天ぷらの日本食で。
彼らたちにとってははじめてです。
気に入ってくれてたらいいなあ。
夜届いたメールには、
「日本の食べ物はおいしくて健康的ですね」ってあったけど。
いろんなことを話しての別れ際、
「先生(夫)たちがカンボジアにいい印象をもってくれたことを感謝します」。
なんて言われて、涙がぽろり。
いえいえ、こちらこそカンボジアに感謝なんですよ。
2年間暮したカンボジア。
プノンペンでの日々は、
ゴミが多い(ゴミをどこにでも捨てる)。緑が少ない。
大型車にバイク、マナーが悪すぎる。
むやみやたりに塀が高く、そのまた上には有刺鉄線、と内が全く見えない家々。
まあ、これは治安の悪さを考えると仕方がないことかもしれませんが。
それに、政治の実状や、こう貧富の差を見せつけられると、
一体この国はどうなってるの?
と言いたくなってはくるのですが。
が、近隣の国々のなかでは、人はいちばんいいのでは、と感じるこの頃です。
こちらが笑いかけると、どんな時でもにこやかな笑顔が返ってくるし、
道路を渡ろうとしたりすると、
バイクや車はスピードを落とし待ってくれます。
(ベトナムではこうはいきません。どこまでもスピードをあげ突進してくる感じ)
ほんと、笑顔がいいんですよ、カンボジアの人々。
夫の学校へいってもそうです。
学生さんたちの笑顔の挨拶の気持ちいいこと。
若い男の子や女の子の気持ちのいい挨拶って、
日本ではそうそうお目にかかれないことかも。
この間、夫の学校へ行って思いました。
(勝手にですが)
こんないい学生さんたちに囲まれての仕事、ほんとによかったなあ、と。
そりゃあ、仕事ですから、いろいろな悩みや苦労もあったことでしょう。
でも、若い人たち相手の仕事って、一緒にいるだけでも、
広がる未来や希望を感じてしあわせだったのじゃないかなあ、と。
私はといえば、携帯には、
トゥクトゥクドライバーの電話番号が増えました。
そこまでなら乗っていきなよ(もちろんタダで)、
と声をかけてくれるトゥクトゥクのお兄さん。
⇒ちゃっかり乗せてもらっています。
洗い物をしているおばちゃんや屋台のおばちゃんが声をかけてくれたりで、
日々のちいさなしあわせを感じながらの2年間。
若い人たち、いいカンボジアをつくってくださいね!