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City Bus−
カンボジアで唯一の公共交通です。
プノンペンを縦断しているモニボン通りの、北の端から南の端まで。
往復しています。
料金はどこから乗っても、どこまで乗っても
1回1,500リエル(30円)。

近くの停留所から、全区間乗ってみることにました。
南の端は、バサック川を渡って、チバァーアンポウ(Chbar Ampov)の町まで。
折り返して、北の端は、カンボジア日本友好橋の手前が終点です。
チバァーアンポウの町は、バス停のすぐ近くに大きな市場もあってか、
買い出しの人々で大混雑。
プノンペンの市街地でみる光景とはまったく違っていて、
地方の生活感をいっぱい漂わせた人、人、人に、圧倒される感じでした。
ベトナムへ通じる国道1号線も2号線もここからスタートしていて、
ベトナムの物資も市場には多く入ってきているそうです。
30分の待ち時間を経て、同じバスに乗り込むと、
料金は「いいよ」ということで、北の端まで。
こちらは、カンボジアの古都ウドン(Oudong)、
東部のクラチェ(Kratie)、
カンボジアで2番目に大きな町バッタンバン(Battambang)への玄関口です。
ここも喧噪に包まれていて、地方へ向かう乗り合い自動車やバス、
人々が行き交っていました。
バスの所要時間は小1時間。
ちょっとした観光気分を味わえた「Sity Bus」の旅でした。

帰りは歩いて、
近くの「
ワット・プノン」=丘の寺へ。
ここは、プノンペンで、
最も歴史あるお寺のひとつだとか。
参拝で訪れている人も多くいて、
その名の示すとおり、小高い丘の上にあって、
心地よい風が吹いていました。