プノンペンの人口は、約170万人。
カンボジアの人口が約1,500万人ですから、 その10%以上が、プノンペンに住んでいることになります。 (2013年3月時点) 急速に経済発展しているカンボジア。 プノンペンで走っている車は、といえば高級車ばかり。 高層ビルがあっちにもこっちにも建築中で、 先月末には、ショッピングモール「イオン」が開店しました。 しかし、 運動靴一足あれば、端から端まで歩いて行けるのでは、 と思わせるようなプノンペンはコンパクトな街。 喧噪と雑踏のなかで、隣り合わせの富と貧です。 大通り。 高級車が走る横を、 天秤棒を担いだり、頭に果物を乗せて行く物売り。 交差点では、 停まっている車の合間をぬって花を売り歩く少女。 物乞いもいます。 麺を売る屋台をひく若い男。 その麺をすすっているセキュリティ(ガードマン)。 街路樹に吊るしたハンモックで子どもをあやす母親。 スーパーマーケット前では、 客待ちのトゥクトゥクやモトバイクのおじさんたちが 賭けトランプに興じているし、 客はもうあきらめた(?)のか、 トゥクトゥクの中で、のんびりと昼寝中のおじさん。 縁台でおしゃべりに余念のないおばちゃんたちもいます。 両替屋で、分厚い札束を数えている少年。 手伝ってるの? 仕事? その店先では、 日よけ帽とマスクで顔を隠したタバコのバラ売りのおばちゃん。 ビンに入れたガソリンも売っています。 ちょっと歩くだけで、こんなに見えてくる人間模様。 飽きません! これだから、街あるきはやめられませんが、 裏通りにはもっとさまざまな人間模様が---。 続きはまた書きたいと思います。 |
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