降るよ、降るよ、と待たれていた雨が、とうとう降りました。
昨年の12月以来です。
水不足で困っているところもあったそうなので、
まさに恵みの雨でした。
乾期まっただ中のこの雨、
カンボジアでは、「
マンゴーのための雨」と呼ばれているようです。
マンゴーの季節到来をまえに、
おいしいマンゴーを実らせるための雨、なんだとか。

わたしたちの住むこの通り、
家々は言うに及ばず、歩道にもマンゴーが植わっていて、
花の時期も過ぎた今は、
『もうちょっとがんばって大きくなってね』
といった感じのマンゴーたちが、
手の届くようなところにもぶら下がっていたりするんですが、
マンゴーにとっても恵みの雨なんですね。
写真ではわかりにくですが、
マンゴーをとる道具です。
竹の先をいくつかに割って、
とったマンゴーが入るように輪になっています。
まだ熟していない緑色のマンゴーもこちらの人は大好き。
千切りにして、お漬物にしたりサラダに入れたり。
わたしは酸っぱくてちょっとニガテなんですが、
ザクザク大きめに切って、塩や砂糖、香辛料を混ぜて、
おやつっぽく食べたりしています。