先週の金曜日、夫の配属先のNPIU(国立工科大学)で、
お坊さん100人ほどを招いての、
モン チュナム タマエ(正月前)の伝統行事があるというので、
わたしも夫に同行しました。

この日のために用意したのは500リエルの新札100枚。
お坊さんたちへのお布施です。

お供えの準備も整った朝の10時頃、
迎えのバスでお坊さんたちが学校に到着。
まずは体育館での読経から。
読経が終わったあとは、いよいよ托鉢です。履物を脱いで待ちます。

まわって来たお坊さんには、
お辞儀をして、ひとり一人にお供え物をします。
お金は、お坊さんが肩からかけた袈裟と同じ色の袋に入れて。
食べ物や飲み物は、学生さんたちが大きな袋を持って、
お坊さんたちのかわりに受け取っていましたが、もうすごい量!です。
お坊さんたちの中にはかわいい子どものお坊さんもいて、
一人前にお仕事してます、って感じでした。
お正月は今月の14日から16日なのですが、
行事が終わった後は、もう学校もみんな、完全にお正月モードに突入!って雰囲気に。

これは前の日に行なわれた伝統行事の一こま
さてお昼。
わたしたちを先生たちが、近くのリゾート地に、お食事に連れていってくれました。
そして、なんとなんと、そこではじめて、
チャー・オンクローム(アリの炒め物)を食べました!

木の上に巣を作るという種類のアリ。
大きいのは1センチほどはあったでしょうか。
そのアリと卵はこってりと炒めてあって、コクがあり、なかなかに美味。
クセになりそうなおいしさでした。
ビールのおつまみにピッタリ!
わたし、アりの這っているのを見るのはニガテなくせに、
いっぱい食べてしまいました。
帰り際にわかったのですが、
ここは
プノン・リアップというちょっとした観光地。
新アンコールワットともよばれるお寺の周りには、
ハンモックを備えたお店がたち並び、
鶏の丸焼きが有名なんだとか。
もちろん、わたしたちもたっぷりといただきました!
ごちそうさまなひととき。先生たちにありがとう、です。
そして、手前味噌にはなりますが、
わたしのはじめての学校訪問を、先生たちや学生たちにこんなふうにして迎えてもらったのも、
SVとして夫がみんなといい関係を築けているからかなーと思ったことでした。