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こんなところに異空間
6月のはじめ、
国王が仏教関連で表彰されたのをお祝いする行事がありました。
1万人ものお坊さんが集まって、お祝いするというのです。

1万人ものお坊さんが集まるってどんな感じ?
いつもの好奇心がムズムズ。
行ってきました。

が、ちょっと遅かった---。
ここではほんと、屋外での行事のはじまりが早いんです。
王宮前広場は、パレードやセレモニーも終わり、解散直後といった感じ。
思い思いに円座をつくり、談笑している人々、
お坊さんたちは集まった人たちからお布施を受けていました。

DSC00736.jpg DSC00737.jpg
                           記念撮影する姿も
仕方がないので、その辺をブラブラ、ウロチョロ

すると、いつもは高ーい塀に囲まれていて、内はさっぱり見えないしで、
何気なく通り過ぎている一角の扉が開かれていました。

      DSC00755.jpg

奥の古い建物に惹き込まれました
見ると、警官が2人。
おそるおそる近づいて、「ちょっと見学していい?」ってたずねると、
うなずいたようなうなずかなかったような。
いい、とははっきりいえないけど、まあいいよ、ということでしょうか。
善意に解釈して、お庭を見学。

何だか、ここだけ時間が止まっているような。
違った空気が流れている感じです。

聞けば、
フランス統治下時代に建てられたロイヤルファミリーの邸宅とか。
今は朽ち果てるままになっているようです。

DSC00752.jpg DSC00757.jpg DSC00754.jpg

広々とした庭には、はじめて見る「パンの実」が。

DSC00762.jpg  DSC00756.jpg

このパンの実、市場でも見かけたことがありません。
もちろんのこと、食べたことも。
葉っぱは八つ手のような感じでつやつや。見上げるような大木です。

果物なのに、不思議なネーミングのパンの実
調べてみると、パンのようなもちもちした食感で、味は芋きんとんに似ているとか。
焼いて皮を剥いて食べる、というのが一般的なようですがー。

以下、クメール語の先生から聞いた話。

当時のロイヤルファミリーはことのほかパンの実がお好みだったとか。
灰汁を抜いて、砂糖を混ぜたココナッツの液につけて保存。
デザートとして召し上がっていたんだとか。

お屋敷とパンの実の大木。
何かうなずける話ではありますね。



【2015/06/27 19:28】 | 街あるき | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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